ロトイティ級哨戒艇

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ロトイティ級哨戒艇
HMNZS Hawea (P3571), Otago Harbour.jpg
基本情報
艦種 哨戒艇
前級 モア級哨戒艇英語版
要目
排水量 340トン
全長 55 メートル (180 ft)
最大幅 9メートル (30 ft)
吃水 2.9メートル (9.5 ft)
機関方式 MAN B&W 12VP185ディーゼルエンジン(2,500 kW)×2基, 2軸
速力 最大: 25 ノット (46 km/h)
哨戒: 16ノット (30 km/h)
航続距離 3,000 海里 (5,600 km)
乗員 36名(政府職員4名+便乗者12名を含む)
兵装 12.7mm機銃×3基
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ロトイティ級哨戒艇英語: Rotoiti class inshore patrol vessel)はニュージーランド海軍哨戒艇のクラス。プロテクター計画の一環として整備されたことから、プロテクター型近海哨戒艇: Protector class inshore patrol vessel)とも称されており、4隻が建造された。

2000年代初頭、ニュージーランド海軍は、総合的な艦艇の再整備計画として、プロテクター計画を発動した。これは、ニュージーランド政府が進めていた緊縮財政に対応するよう海軍の戦力を見直すものであった。本級は、旧式のモア級哨戒艇英語版の代替艇として開発されたものであるが、その開発に当たっては、同計画のコンセプトが導入されている。設計に当たっては高可用性および低ライフサイクルコスト性が重視され、また、税関警察などと連携することで、少ない人員で最大の能力を発揮するよう配慮されている。建造は、プロテクター計画による他の艦と同様に、オーストラリアBAEシステムズオーストラリア(旧 テニックス)社で行なわれた。上部構造物の建造にあたっては摩擦攪拌接合技術が適用された。

哨戒海域は海岸線からおおむね24 海里 (44 km)以内とされており、1年間のうち290日は哨戒任務を行なえるものとされている。南極海の過酷な海況条件に対応して、搭載艇の揚降はシーステート4まで、ヴァートレップ英語版はシーステート5まで対応可能とされており、艇自体はシーステート5まで通常の哨戒活動を実施可能、シーステート8であっても生還可能とされている。

同型艇
# 艇名 起工 進水 就役 退役
P3569 ロトイティ
HMNZS Rotoiti
2006年3月3日 2007年8月 2009年4月17日 2019年10月17日
P3571 ハウエア
HMNZS Hawea
2006年12月13日 2007年12月11日 2009年5月1日
P3568 プカキ
HMNZS Pukaki
2007年6月21日 2008年5月6日 2009年5月14日 2019年10月17日
P3570 タウポ
HMNZS Taupo
2007年12月14日 2008年8月23日 2009年5月29日

参考文献[編集]

  • Welded Blisse.nz. magazine, IPENZ, March/April 2008, Volume 9/2

関連項目[編集]